「ガメラ対大悪獣ギロン」の宇宙ギャオスと、「キング・コング」(1933年版)の興味深い物

昨日、YouTubeで「ガメラ対大悪獣ギロン」にあったギロンと宇宙ギャオスの戦いを観ました。
この動画は何度も観た事があるのですが、新たに見つけたおかしな所がありましたので紹介します。

まず、ギャオスはお得意の超音波メスでギロンを攻撃するが、奴はそれを跳ね返してしまった。
これによりギャオスは自ら放った超音波メスで、自分自身の足を切断してしまう。

ここまでは良いだろう。問題はここからだ。

足を切断されたギャオスは、すっかり怖気付いてそのまま逃走するかと思ったら、
まだギロンに戦いを挑んだのだ。
よせば良いのに、結局ギャオスはギロンによって体をバラバラにされ、殺害されてしまった。

普通、生物には恐怖心がちゃんと存在する。
特に今回のように自分の攻撃を跳ね返されて、しかもそれで自分が傷ついた場合は尚更だろう。
にも関わらず、ギロンに戦いを挑んだギャオスはあまりにも不自然である。
こいつに恐怖心はないのか?

他にも前から気付いていた、おかしな所も紹介します。

斬られたギャオスの断面が、ただ紫色でベターと塗ってあるだけ。(骨はどうした!?)
ギャオスを食べようするギロンが人間のように手で物を掴んだり、
臭がっている動きがまたしても人間のように、片手で自分の鼻元を左右に振っている。


以上、こんな所です。 その動画がこれ



でも、ギロンのデザインはなかなかユニークで好きだったりする。




スタッフ

監督:湯浅憲明
製作:永田秀雅
企画:仲野和正
脚本:高橋二三
音楽:菊池俊輔


キャスト

明夫:加島信博
友子(明夫の妹):秋山みゆき
トム:クリストファ・マーフィー
フローベラ(第十惑星人):笠原玲子
エルガ(トムの母):イーデス・ハンソン
バーベラ(第十惑星人):甲斐弘子
志賀博士(天文台所長):船越英二
近藤巡査:大村崑
邦子(明夫の母):浜田ゆう子
新聞記者A:夏木章
新聞記者B:中田勉
ガメラ:泉梅之助(ノンクレジット)


画像は怪獣ブログから。

参考はウィキペディアです。


おまけ
つれづれ雑記面白いよ!!
怪獣映画の元祖「キング・コング」(1933)の撮影に使われた恐竜のモデルや、
カットされた巨大で不気味な虫が登場するシーンの写真、
そしてウルトラマンからセブンまでの怪獣を主に演じ、ガメラを演じた事もある荒垣輝雄さん(新垣輝雄)の写真もあります!!
興味のある方は是非どうぞ!!