「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」と、「キング・コング」(1933年版)について

asabatyou2008-04-22




昭和シリーズ最高傑作と言える「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」(1967年)。
昨日夜寝ようとした時に、この映画にあったおかしな点を思い出したので、その事について書こうと思います。

まずギャオスが、甲羅に頭や手足に尾を全て引っこめた状態のガメラを掴んで空を飛び、何度も地面に叩きつけるシーン。

亀を食べる時の猛禽類(名前忘れました…)を思わせて格好いいんですが、
この時のガメラはギャオスの消火ガスを食らったわけでもないのに、なぜ何もしなかったのか?
掴まれている時に、円盤飛行すれば少しは戦いを有利に進める事が出来た筈である。
ガメラはMなのか?それともギャオスを甘く見ていて、わざと負けていたのか?
あるいは下手に手を出して、また超音波メスを食らうのを恐れて中々顔を出さなかったのか?

後、ギャオスが人を食う時に片手で掴んでいたけど、これも生き物として不自然。
普通、直接自分の顔を近づけて食べるでしょうがー!!
何で人間みたいに、片手で獲物を掴んで食うわけ?
真実は謎のままである。



ギャオスについても足が人間のようになっている。
そんな足で物を掴むなんて、そりゃ無理ですよ!!
せめて猛禽類のようになっていなくちゃ!!




そして、何とあの「キング・コング」(1933年)の失われていた幻のシーンが、再びようつべで復活してました!!
一度削除されてしまったのですが、また観る事が出来て嬉しいです!!
興味のある方や、まだ観た事がない方は是非観て下さい!!
スティラコサウルスや巨大で不気味な虫が沢山登場します!!
(ちなみに巨大な虫の登場するシーンは、ピーター・ジャクソンによるリメイク版で描かれたのは有名である)
本当に貴重な映像ですよ!!


失われたシーンその1 
短縮されています。


失われたシーンその2 
その1とは違い、完全版です。ただ残念なのが上と下の部分の画面が、少し欠けている所です。
まぁ観られないよりはマシですけど。

画像はホップラカス特撮ヒーローミニカード怪獣ブログから。



追記
元祖キング・コングにある巨大な虫の登場シーンについてですが、あれはピーター・ジャクソン監督がコマ撮りで撮影したカニグモの谷のシーンを製作した物であって、当時の映像が発見されたわけではないそうです。
初めて見た時から、1933年の映像にしてはやけに新しいなと思っていましたが、そういう事だったのですね。


詳しくはこちら↓
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