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今日はとある声優・ボーカリストの養成学校の説明会に行って参りました。
地元の静岡県袋井市から東京まで(笑)。
ですが新幹線を使って約2時間ぐらいで着きましたので、あっという間に着きました(少し道に迷いましたが…)。
ではどうしてここに興味を持ったのか?
理由は声優に興味を持った事もそうですし、しかも僅か1年レッスンするだけでデビュー出来る事や、活躍出来る範囲が圧倒的に多くて、学生の時から様々な仕事を体験出来る事ですね。
後はアクション・殺陣・組手も学べる事ですね。
という事もあって、期待や不安を胸に、いざ行ってみましたが、学校自体は思ったよりかなり小さくて、内容も授業が声優やボーカリストの育成に特化しているだけで、至って普通の学校って感じでした。
しかし普段では目にする事のないレッスンの体験や、アニメ・声優業界の裏話、実際アフレコなどの収録に使われたりする教室の見学も出来て、中々楽しかったです!!
今日分かった事は、まず養成所と専門学校の違いです。
養成所は先生と学生の関係が、師匠と弟子といった感じで、どんな授業でも必ず同じ先生が授業を担当する事です。
まぁ「お前達は黙って、俺に付いて来い」って感じですね。さらに施設が整っていないらしく、録音する機械がない事です。専門学校の方はちゃんと初心者でも基礎から学ぶ事が出来、さらに専門学校を卒業すれば、養成所に入る事が出来るみたいです。なんでこうなっているのか?
分かりやすく言えば、専門学校で基礎を学び、養成所でその応用を学ぶって感じですね。
まぁどっちの道を選ぶかは、やる本人の自由になるんですけどね(笑)。
次は挨拶が物凄く大事な所です。
特に年配の声優は、ある意味俳優みたいなものであり、例え悪気がなくても挨拶をし忘れた場合、嫌なイメージで覚えられてしまったり、とあるスタジオにマイクが3本あって、そこに声優がたくさんいて、交代しながら収録する事になった時に、この挨拶をし忘れると、いくら自分の番が来ても代わってくれないらしいです。←実はとある子供向けのアニメで、これと同じような事があったそうです…。
次はこの学校は本当に声優が仕事をしている事もあって、オーディションの時に影山ヒロノブさんや桃井はるこさん、水樹奈々さんが来た事があったそうです。しかしこの豪華すぎるメンバーの登場に寄り、完全に緊張してしまい、すっかり自身をなくしてしまう人が、かなり多いみたいです。だから緊張するのは仕方ないとして、上手い下手関係なく、ちゃんと自身持ってやる事が大事だそうです。
またアフレコする時に、映像は普段僕らが観ている状態とは違って、殆ど真白な状態で演技しなければならない事です。少し前、「今日からマ王!」のアフレコしている所を、テレビで観た事がありますが、今日説明会で言った通り、画面は殆ど真白でした。
それと学校に入るための面接で、「どうして声優になろうと思ったのですか?」という質問に対して、好きな声優と結婚したいとか握手したいという、非常にアホな事を言った人もいたみたいです…。これには流石に呆れましたね…お前、ただのファンじゃねぇかって感じで…。
また僕は時間や予算に余裕がない人に合っている、週1コースを希望しましたが、残念ながらこのコースでは時間が足りない事もあるせいか、プロになれる可能性は低いみたいです…。
全体的にこの学校は、待ったなしの厳しい所があるみたいなので、特に週1コースは常に自分で努力してちょうだいという所があるようです…。
まぁこういう養成所っていうのは、どんなに凄い力があっても、
最終的には本人のやる気と努力で決まるんですけどね。
また今回の説明会で声優になるには、映画やアニメなど常に演技を見たり、文章を感情こめて読むなど、日頃から自分で出来る事をやる事と、夢と生活を両方を大切にする事と言われました。決して誰もがなれるわけでもない厳しい業界なのに、どっちか片方のみを優先してしまうと、生活が上手くいかなかったり、オーディションに参加出来なかったりなど、結局良い結果を得られず、夢が叶わなくて諦めてしまった人もいるみたいです。
それとこういう世界は、全て東京で行うので、本当にやりたいと思うのなら、東京に上京した方がいいみたいです(当然の話か…)。
以上、今日僕が体験した事であります。
何だかこの出来事を忘れないようにしたため、ちゃんと文章になっていないかもしれませんが、ご了承ください(笑)。