今日はひかりTVで「宇宙怪獣ガメラ」を観ましたので、その事について書きます。



宇宙海賊船ザノン号は、地球侵略を開始していた。
それに敵対するキララ達3人の異星人(スーパーガール)は、超能力を使うとザノン号に追撃される為、人間の姿になって目立たないように活動していた。
そんな時、宇宙海賊の手下であるギャオスが出現するが、そこでキララ達は圭一少年と出会い、「ガメラ」という正義の怪獣の存在を知る。
ガメラとスーパーガールは、協力して宇宙海賊達の野望に立ち向かう。




ガメラ対深海怪獣ジグラ」以来、約10年ぶりに作られた新作。
なんですが、メインのガメラを初めとする怪獣達の登場シーンは、一部新撮映像があるだけで、後はみんな過去作品からの流用映像ばかりで、面白味や盛り上がりがありませんでした。
別に過去の人気怪獣が出るのは良いのですよ。
でもせっかく出すなら、全部新撮でやってくださいよ。
おまけに何故かガメラが、宇宙戦艦ヤマト銀河鉄道999と一緒に空を飛ぶシーンがあったり、こち亀両津勘吉(俳優が演じていた為、前者とは異なりアニメで登場する事はなかった)が登場するなど、「なんじゃ!?こりゃ」と言いたくなるシーンもあり、個人的にはシリーズ一の最低作ではないかと思います。
ストーリーは勧善懲悪の分かりやすいストーリーで、別に不満はないのですが、それ以外の部分が駄目過ぎると思いました。
個人的にガメラは別に嫌いではないのですが、ゴジラウルトラマンなど、ちょうど同じ時期に作られていた怪獣物と比べてしまうと、過去作品からの流用映像があまりにも多過ぎるので、どれを観ても同じに見えてしまい、手抜き感が否めなかったりします。
いくら低予算だからと言っても、もう少し何とかならなかったのでしょうか。
実は今ひかりTVでは、昭和シリーズが全部観られるのですが、正直どうしようかな…?



スタッフ

監督:湯浅憲明(本編・特撮とも)
企画:徳山雅也
製作:大葉博一
プロデューサー:徳山雅也、篠原茂
脚本:高橋二三
音楽:菊池俊輔
撮影:喜多崎晃
照明:島田忠昭
美術:横島恒雄
録音:飛田喜美雄
編集:田賀保
スチール:野上哲夫
メイク:土屋千恵
助監督:村石宏寛
製作主任:久里耕介
特殊撮影:東通ecgシステム
音響効果:小倉信義、小島明
音楽製作:徳間音楽工業株式会社
製作協力:株式会社東通、株式会社大映撮影所、株式会社オフィスアカデミー、東映動画株式会社



主題歌

「愛は未来へ・・・」(ミノルフォン・レコード)
唄:マッハ文朱
作詩:やまひさし
作曲:菊池俊輔



キャスト

キララ:マッハ文朱
マーシャ:小島八重子
ミータン:小松蓉子
木下圭一:前田晃一
ギルゲ:工藤啓
圭一の母:高田敏江
不良少年:林博二
圭一の友達:池田真
運転手:飛田喜美雄
アナウンサー:斉藤安弘ニッポン放送
両津巡査:桂小益
キャプテンの声:小林修
ナレーター:中村正


動画もありますので、もし良ければどうぞ↓

1枚目はマクガフィンの集積 Slapdash McGuffin 宇宙怪獣ガメラからで、2枚目は映画 宇宙怪獣ガメラ | BS11デジタルから。
参考は宇宙怪獣ガメラ - Wikipedia