今日は昨日と同じように、「ハイパーホビー ヒーローデザイン祭」に出したキャラを紹介したいと思います。




龍人リンシャルドン




ストーリー
主人公の高校生・柊歩(ひいらぎ あゆむ)は、生まれつき火炎竜の怨霊が憑いており、火やそれを思わせるもの(つまり血やトマトといった赤いもの)を見てしまうと、体長50メートルの赤い龍人に変身してしまう性質があり、これが理由で周りから化け物扱いされ、様々ないじめや差別を受けていた(実際これが原因で学校を壊してしまったこともあり、さらに自衛隊まで来て、殺されそうになったこともある。ちなみに一度変身してしまうと、いつ元に戻れるのかは分からない為、どこかに隠れるなどして元に戻るのを待つしかない)。
こんな性質が理由で親にも気味悪がられ、すっかり生きるのが嫌になった歩は、家を出て自殺しようとする。
自殺しようと思った場所に着いた時、何と50メートル以上ある巨大な隕石が街に落ちて来て、そこから怪獣が現れて大暴れし始めた!!
お人好しである歩は、「このままでは、みんな死んでしまう!!何とかしなきゃ!!」とみんなを救う為に、近くにあった赤いものを見て、龍人に変身し怪獣と戦う。
怪獣を倒した歩は、この力を世の人々を救う為に使う事を決意するのだった(第1話はこの辺で終了)。


しかし世間の目は中々変わらず、相変わらず歩は周りからいじめを受けていた(中には「あれから怪獣が当たり前のように出てくるようになったんだが、あれって全部お前が呼び寄せているんじゃないのか?」「お前のせいで、怪獣が出てくるようになったんだ!!みんなお前が悪いんだ!!」と、歩に責任を押し付けたり、中には事故に見せかけて、歩を殺そうとする者まで出てくる)。
味方してくれる者はおらず、歩はひたすら仕打ちに耐えるしかなかった。


最終回に進むに連れて、実は怪獣達は地球侵略を企んでいる魔王の手下で、歩に憑いている火炎竜も本当はその魔王が創造した生体兵器だったが、失敗作と判断されて殺されたのだった(しかし死んでも怨霊として漂っており、結果歩に憑く)。


一応最終回ではその魔王を倒した後、歩に憑いていた火炎竜は恨みを晴らす事が出来た為、彼の元から離れていった。歩がもう龍人の姿に変身する事はない。
すると周りの人達は今まで散々差別していたくせに、まるで手の平を返したように、歩を英雄視する。
この身勝手さに嫌気が指した差した歩は、自分の生まれ故郷である場所を離れ、自分にとって住みやすい所を探す旅に出て終わりにする事を考えています。




これも前回紹介したジャンガルダーと同様、今までになかったヒーローにしたかった、またヒーローらしくないヒーローにしたかったという理由で、どう見ても怪物にしか見えない物にしました。怪物にしか見えないヒーローといいましたら、「真・仮面ライダー 序章」や「ベターマン」ぐらいしかないので、新鮮味を出す為です(参考はプレデターや実写映画版ガイバーで有名な、スティーブ・ウォンのモンスター)。


名前はブルース・リーの本名リー・シャオロンから(初めはマグマイガーという名前だったのですが、ジャンガルダー(昔はカルライザーという名前だった)と名前が似ていて分かりにくいという理由で、現在の名前に変えました)。


変身するつもりがなくても、変身してしまうというキャラ設定は、「らんま1/2」や「フルーツバスケット」、狼男を参考にし、生まれつきの性質が原因で、親にも気味悪がられる所は、「世界仰天ニュース」(だったかな?)でやっていた、性同一性障害で悩んでいた人のエピソードを参考にしました。


武器は口から出す炎(ファイヤーボールとして出す事も可能)。


変身すると一応喋れますが、獣の要素が強くなる為、あまり喋る事はありません。その事もあって戦闘中の掛け声も、全部猛獣然としたものです。


イメージBGMは実写映画版ガイバー第2弾、「ガイバー/ダークヒーロー」のメインテーマです。基本的にリンシャルドンはシリアスな作品なので、合うんじゃないかと思いました↓

一応送ったのは、この2人だけです。
こっちにも書きましたが、怪獣と違ってヒーローを考えるのは物凄く難しく、これが限界でした。
本当は3人いたのですが、そのキャラは元は弟が考えたものであり、いくら紙にその事を書くとはいえ、やっぱり自分で考えたキャラでなくては意味がないと思い、結局辞めました。