■ - asabatyouのなんでもブログ

昨日は「水夏」の第4章を完全観終わった事もあって、その事について書きます。

稲葉宏の前に現れた、名前のない謎の少女。
彼はその少女と仲良くなるが、その少女が来た途端、稲葉とそれまで親しかった人間が次々と亡くなるという、奇妙な事件が立て続けに起こるようになる。
遂にその少女は、自分の正体が死神である事を明かすが…。

さやか先輩に続く、本作のもう1人の看板キャラ、名無しの少女（通称：お嬢）が登場する第4章であり、最終章です。
水夏って話が分かりにくい物が殆どですが、この第4章が一番話が分かりやすかったです。
ストーリーも、本当は誰かと仲良くなりたいのに、その姿は死が近い人でないと見えず、さらに死神であるが為に周りの人々がドンドン死んでしまい、こんなに悲しくて辛いのなら、もうみんな忘れてしまえばいいという、お嬢の苦悩を描いたものであり、中々面白く、プレイヤーを飽きさせません。
初めは死神である事、そして存在しているだけで、次々と人をあの世へ送ってしまう事から、いくら見た目が良くても嫌だなという、差別意識があったのですが、見ていく内に、もうそんな事がどうでも良くなってしまいました。
誰かの為に泣いたり笑ったりしてくれる、そんな人間らしい死神がいても良いかもしれません。
またさっき色々と調べたのですが、このエピソードが水夏のメインストーリーであり、タイトルの水夏も、実はお嬢の事を言っているのが分かりました。
彼女（その分身とも言える千夏も入れて）が、常盤村に来た事によって全てが始まった為、まさに水夏の真の主人公と言えるでしょう。
そういう事だったのか…。何だか深いな…。
スター・ウォーズシリーズの主人公が、実はダース・ベイダー＝アナキン・スカイウォーカーだった事と、同じくらいの衝撃を受けたよ。

画像は2枚共、Suika - Wallpapers and Scan Gallery - Minitokyoから。

スタッフ

プロデュース：tororo
企画：御影
キャラクターデザイン・原画：七尾奈留、いくたたかのん
シナリオ：御影（2章・DC版PS版追加部分･シナリオ統括）、呉一郎（1・3・4章）
背景：恋純ほたる
彩色：宵の明星、恋純ほたる、他
音楽：猫野こめっと

主題歌

オープニングテーマ『Fragment 〜The heat haze of summer〜』
作詞・作曲：tororo、編曲：中村久志、歌：KAMIN（PC版）、yozuca*（DC・PS版）

エンディングテーマ『Fragment 〜Thought to wish to the starlit sky〜』
作詞・作曲：tororo、編曲：有田宏、歌：倖月美和（PC版）、rino（DC・PS版）

キャスト※メインヒロイン達のみで、それ以外のキャラクターに声はない。

名無しの少女：春野日和
千夏、七条華子：歌織
水瀬伊月：長崎みなみ
白河さやか、水瀬小夜：鳥居花音
若林美絵：草柳順子
 上代萌：北都南
京谷透子：西田こむぎ
柾木茜：日向裕羅
稲葉ちとせ：金田まひる

おまけエピソードもありましたので、もし良ければどうぞ。
計4本ある内、2本はドラマCDですが、こちらは全てのキャラに声が付いています。
やっぱり声がある方が良いなぁ↓
水夏　おまけその１　めですのきもち灼熱編
 水夏　おまけその２　めですのきもち清流編
 水夏　おまけその３　男達の場合
 水夏　おまけその４　埼玉＼(^o^)／

参考：名無しの少女、「水夏〜ＳＵＩＫＡ〜」プレイ日記、水夏 - Wikipedia。

話は変わりますが、僕が昔所属していた漫研の先輩で、お嬢と呼ばれている人がいて、お嬢というと、ついその人の事を思い出してしまいます（笑）。
おまけに背も低く、ちびっ子だったので、余計に（笑）。